2013/12/09

シュリンクを斬る!㉗ “アメリゴ(Amerigo)”の巻

エッセン新作が続々と我が家に到着しています。今回はキックスターター発、ここ日本でもファンの多いシュテファン・フェルト期待の新作“アメリゴ(http://boardgamegeek.com/boardgame/137408/amerigo)”の箱を開けます。

噂には聞いていましたが実際のところ相当なビッグサイズでした。

同じくフェルトの“マカオ”と比較。アレア大箱の約2倍の大きさ。

さてではシュリンクに入刀。ざっくり。

ずずず…と。

切れ目からフィルムを剥がします。

びりびり…。

ばっさり。

表にまわり、こちらもばっさり。

シュリンクが取り去られた本体“アメリゴ”です。

裏面全景。

アートワークはハラルド・リースケですね。編集にクィーン・ゲームズ・チームのクレジットが確認できます。

前回の“マデイラ”と同じくメイドインヨーロッパの表記。中国製ではないのでややほっとしましたw

英語をはじめ四か国語での表記。クィーンは昔から他国の言語についてもケアしているイメージがあるんですよね。

箱をあけました。ぱかっ。

まずはパンチングシート。

箱から取り出しました。こちらも相当な大きさ!

ひと目で非常に上質なアートワークがなされていることが分かるほどイラストの質が高く、これだけでプレイに対するモチベーションが刺激されました。

パンチングシート2枚目。

そして3枚目。タイルの量もたっぷりとあるようです。

手抜きのないアートワーク。非常に丁寧な仕事っぷり。

各シートに付されていたクレジット。くっついていたので取り出したのは3枚でしたが確かに全部で9枚ありました。

なんとか全部のタイルを打ち抜きました。抜きやすさはA(良い)~E(悪い)の5段階評価でBのやや良い。バリも少なく気持ちよく抜けてくれました。

各プレイヤーのステータスを表す個人ボード。全部で4枚。

メインボードを形成する各部のマップとそれを囲み固定するフレーム。

各プレイヤーに支給される村タイルなど。全4色。

リソースの類い。正方形のチットタイプ。

アクションのためのキューブが置かれるサブのボード。クラマーフレームも採用されています。

パンチングシートの下からはルールブックが現れました。

ボックス背面と同じくこちらも4か国語分ありました。

美しいルールブックの中身。

クィーンのルールブックといえばこのフォントですね。

ルールブックの下からキューブタワーの各パーツが。

箱から取り出しました。全部で3つのパーツからなるわけですね。

組み立ててみました。“ヴァレンシュタイン”や“将軍”でもお馴染み、存在感十分な巨大キューブタワーです。

ここからアクションキューブを投入するわけですね。内部の複雑な構造が適度なランダム性を発生させる仕組み。

ここからキューブが排出され受け皿へと出てくるわけです。

箱に残っていた最後のコンポーネントが木製コマと仕分けのための袋数枚。

各プレイヤーのためのコマ。こうして並べてみると欠品がないのが一目瞭然です。

折角なのでいろんな角度からパチリ。木製コマ、大好きなんです。

残りの木製コマ、アクションキューブも並べて検品。

コンポーネントはいづれも非常に良質なドイツゲームクオリティ。

それでは箱にしまっていきます。パンチングシートの残骸をスペーサーとして利用しました。

いくらかの試行錯誤ののち、本作のコンポーネント収納をこのように行いました。まずはこれが第一段階。

第二段階。

第三段階。

第四段階。フレームと個人ボードを納めます。

第五段階。キューブタワーの受け皿をここで納めます。

アクションの選択等に利用するサブのボード。

ルールブック4冊。スペーサーを採用するとかなりギリギリ。

ふたをして終了。

アートワークや木製コマなどコンポーネントの質は総じて良質で、これぞドイツゲームと思えるものでした。たしかな手応えがありましたね。メビウスなどからの国内流通開始が待たれます。

あとはフェルトのルールメイクですね。期待してセッションの日を待ちたいと思います。

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