2014/03/11

シュリンクを斬る!㉜ “シトラス(Citrus)”の巻

ボードゲーム開封ドキュメンタリー、“シュリンクを斬る!”の第32弾です。

今回は昨年のシュピール13にて発表された期待の新作のひとつ“シトラス”の箱を開けてみました。

すでにゲーム仲間の持ち込みでプレイ済みですが、その時の本作の印象が良かったこともあり、今度のリプレイにむけて自分の分を開封することにしました。

いわゆるアレア大箱サイズのゲーム本体がこちら。

裏面です。国内ショップでの購入だったので和訳ルールが(例のごとく)貼付されています。

まずはこの和訳ルールブックを取り外しましょう。

ビーッとセロハンテープを剥がします。

はい、取り外しました。

さてではシュリンクに刃を入れます。

ザクリ!

できた切れ目からシュリンクを剥がしていきます。ぺりぺり…。

ムシャムシャ…。

表に回ってバッサリと一気に。

はい、シュリンク終了。

上部中央には作者ジェフリー・D・アラーズのクレジットと堂々たるタイトル。

左下にはもう見慣れたdlp gamesのロゴ。

仕様ですね。60分ではなく50分という表記に僕はなんとなく収束性の良さをアピールしたかったパブリッシャーの心意気を感じてしまいました。

裏面です。

「オレンジそれともレモンそれとも両方?」

プレイの説明。英独二ヶ国語が併記されています。

コンポーネントのリスト。そして注意書き。3歳児ではなく36か月児という表記は珍しいかも。

単独国ではなくEU圏内での製造を示す表記。

アートワークは精力的に仕事をこなす巨匠クレメンス・フランツが担当。

さてでは逸る気持ちを抑えつつ開函。ぐぐぐ…という独特の音。

ぱかり!

いちばん上に木製コマが。

取り出してみました。

検品も兼ねて、お馴染みの全コマ整列。欠品なし。

良質な木製コマ。これもユーロの特徴のひとつ。

つづいて黒色の巾着袋。

紐なしの巾着袋です。実はこれ、サイズがやや小さいんですよね。

つぎにルールブック。英文です。

全8ページの比較的分量は少ないすっきりとしたルール。

ドイツ語パートも当然ありました。

ルールブックの下からはパンチングシートが。

パンチングシートは全部でこの4枚+α。

フランツにより細部まで描き込まれた美しいタイルたち。

全てのタイルを打ち抜きました。抜きやすさはA~Eの五段階評価でB(良い)~C(普通)といったところ。基本的に抜きやすい部類のものでしたがややバリが残るものでした。

特殊タイルの数々。良質なピュアユーロなんですがこの特殊タイルの中に定義がややはっきりしないものが1種類あるのが気になるタイトルなんですよね。

プレイヤーの所持金をあらわすリングや起点となるフィンカ(小屋)など。

そしてこれがゲームのメインとなる農園タイル。

つづいて横長のプレイヤーボード。

ここで労働者コマをリザーブしたり、現在の所持金をマークしたりします。

タイルの購入を行う市場のボード。面白いメカニクスが採用されています。

裏面には大きくタイトルのロゴが。

箱のいちばん底からメインボードが現れました。

四つ折りのしっかりとしたもの。

ボードはリバーシブル仕様。こちらはショートゲーム用のやや狭い面。

こちらが標準のロングゲーム面。

シンプルなシステム優先のユーロを思わせるさっぱりとした盤面。

それでは各種コンポーネントをしまっていきます。まずはメインボード。

つづいて市場のボード。

その上にプレイヤーボードを並べます。

付属の袋だと大きさにやや難があったので買いだめしてあった備品の巾着袋を用意しました。

ここに先程の農園タイルをすべて放り込みました。

紐で口をしっかり縛って納入。

タイル類も個人所有のものに仕分け。ダイソーの3番です。

そして箱に納めます。

プレイヤー毎のコマ類。こちらはダイソーの2番を使用。

そして箱に放り込みます。

原文のルールブックでフタをするかたち。

付属の和訳ルールブックもその上に。

蓋をして終了です。

ジェフリー・D・アラーズのシンプルで良質なユーロです。ワンプレイの価値はある佳作だと思いますよ。

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