2014/03/02

シュリンクを斬る!㉛ “新しい学(The New Science)”の巻

新品のボードゲームを開封し、コンポーネントを紹介します。

今回は米国のパブリッシャーより2013年に発売された“The New Science(邦題:新しい学)”のご紹介です。

ゲーム本体がこちら。コスモス12インチ正方形サイズの大型箱です。

裏面です。ゲームマーケット参加時に国内ショップブースにて購入したので和訳ルールブックが貼付されています。

まずはこの和訳ルールブックを取り外します。ビーッ。

はい、このように取り外しました。

ではシュリンクの方へと向かいます。今回はご覧のように破れていた箇所があったのでカッターは使わず、ここから剥がしていくことにします。

ビリビリ…。

バサーッ!

表にまわり、こちらもばっさり。

はい、シュリンク剥がし終了。

作者のクレジットとタイトル、そして副題です。

CONQUISTADOR GAMESの力強いロゴが下部中央にあしらわれていました。まだ歴史の浅いパブリッシャーですが着実に注目のタイトルを発表しています。カッコいいデザインですね。

10歳以上、2~5人で2時間という表記。本格的なボードゲームを予想させます。

裏面がこちら。

作品の舞台紹介など。ワーカー配置のユーロということなら個人的にも好みにぴったり。

望遠鏡など当時の最新の様々な測量機器でしょうか。

お馴染みの“3歳児以下、誤飲窒息注意!”の警告文や製造された国を表示するクレジット(Made in ~)は見当たりませんでした。しかし開封しコンポーネントに触れてみた感じから僕は中国製だと感じました。

さてでは箱を開けてみましょう。ぐぐぐ…。

パカッ!

まずはルールブックですね。

ルールブックを取り出しました。

シンプルにして美しいルールブックの中身。

全8ページのそれほど分量の多くないルール。巻末にはFAQも。

ルールブックの下からはこのようなプレイヤーボードが5枚。

それぞれに当時の有名な科学者が割り振られていました。左からニュートン、ライプニッツ、キルヒャー、ガリレオ、ケプラーと並んでいます。

プレイヤーボード(というか厚み的にはシートですが)をちょっと見てみましょう。

該当の科学者が説明されています。生没年や偉業などが書かれていますね。

ワーカーとなる“エナジー”や獲得したカードを配置しておくスペースなど。

各種の“発見”に必要なコストやその結果得られる勝利点などの一覧表と思われます。

ではメインとなるゲームボードへ。6つ折りの分厚いものです。

広げてみました。本格的なボードゲームを想起させるのに十分な大きさです。各種要素が機能的かつデザインにも配慮してレイアウトされている美しいものという印象です。カラフルな派手さはないですが統一された渋めのアートワークが落ち着いた大人らしい美を演出しているように感じました。

中央には各種発見のテックツリーが。

ボード左側はワーカーを配置しアクションを選択するスペースですね。

右側は各プレイヤーの各種ステータスを反映し表示したり、勝利点を記録していくスペースのようです。

カテゴライズされた5つの科学分野。3人以下でのプレイでは化学と生物は登場しないようです。

細部にまで細やかな配慮がなされていることが窺えるゲームボードに好感が持てました。惚れ惚れw

裏面は黒一色。

つづいてカード。これで全部です。

それでは開けてみます。ビリビリ。

開けました。ツルツルでピカピカとした手触りのもの。

ご覧のように言語依存はそれなりにありますのでシールを貼るなどして日本語化した方がプレイアビリティは向上するでしょうね。私は添付されていたショップ作成のシールを貼るつもりです。カード中央のテキストが効果の説明、下部の斜字体がフレーバーテキストだと思われます。

ちなみに裏面はこのとおり。1から3まで3つにカテゴライズされていました。

カードスリーブは予想していた通りUSスタンダードがぴったり。

最後に残されていたコンポーネントが木製コマと六面体ダイスです。コマは樹脂製だとばかり思いこんでいたら木製だったのでこれはちょっと嬉しい驚き。

検品も兼ねてすべてを並べてみました。欠品はありませんでした。

各プレイヤーに3種類計20個のコマが支給されるようです。

いろんな角度からパチリ。ちょっと分かりにくいかもしれませんが立方体のコマは大小2種類あります。

ややオーバーサイズでしたが添付されていた小袋に仕分けしました。

ダイスは青コマと一緒に封入。

カードはストックしておいた私個人の袋を用いて封入。和訳シールの貼付とスリーブ入れはとりあえず後回しにw

それでは箱にしまっていきます。

ボードをのせます。

個人ボード5枚をさらにその上に。

英語ルールブック。

最後に添付されていた和訳ルールブック。

蓋をして終了。

統一され落ち着いた印象の完成度の高いアートワークが美しい一作でした。聞いたところプレイ経験者の評判も悪くないようですし、何よりルール分量も多すぎないワーカー配置型ユーロとなればこれはやらねばとセッションが今から楽しみです。

3 件のコメント:

  1. ハイライフ(@high_life_BSW)2014/03/02 19:13:00

    拝見しました。
    僕も購入しましたが、日本語化の甲斐があるゲームですね。
    遊んだ感想もまた楽しみにしております。

    余談ですが、フリーソフトに「PRINCIPIA」と言う、
    科学者育成シミュレーションゲームがあり、
    それとの類似性が気になるところです。

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    1. 意外にルールも少なめで好感が持てます。
      プレイした際にはまたレポートしたいと思いますので宜しくどうぞ。
      プリンキピア、iOSアプリ版でしたら持っているのですがこれとはまた別物でしょうか。
      入手した当時ちょっと触ってみて以来ほったらかしなんですがw(電源ゲームは最近もうほんとプレイしないんですよねw)

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    2. ハイライフ(@high_life_BSW)2014/03/02 23:24:00

      一緒です。<iOSアプリ
      勝利条件といい、ゲーム内容といい、
      概要を見たとき、プリンピキアじゃん、と思ったぐらいです。
      電源ゲームは僕もやらなくなりました。
      名前に入れてますが、BSW もほとんど触ってません;;;

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